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吾亦紅は細長い茎の先端に花弁が無く、苞(ホウ)と萼(ガク)で構成された俵状の花穂を付けます。頭でっかちなので高原の風によく揺れて秋の風情を感じます。丁度、赤トンボも上下に飛んでおり、もう秋になったので早く平地へ行くように促しているようでした。最近は野原では余り見かけなくなったのが残念です。
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永福寺(禅寺)の苔むす庭園には小川が流れており、彼岸花も咲いております。小川は三途の川のようにも感じます。小川の畔の苔の緑に赤い彼岸花がとても映え、極楽浄土を見ている気持になります。苔の緑に赤い彼岸花が似合い、禅寺の庭園に相応しい景色です。
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