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作品のバックナンバー(2022/04)

(自治会花園の喬松とライラックー東松山市野田) (岩鼻運動公園の筆竜胆ー東松山市大字松山)
喬松の影の中なるライラック 木洩れ日に開きて林の筆竜胆
喬松には不老不死の仙人が住むと言われております。私の父親は丁度40年前に84歳で亡くなりました。喬松は父親のような気がします。ライラックは札幌市の市花で、私の叔母が札幌に住んでおりました。私は2歳の時に母親を亡くし、以来、この叔母が母親代わりだと言って私の面倒を見てくれました。喬松とライラックは父が叔母に感謝しているように感じます。そして私を見守ってくれている気持になります。
リンドウは秋に咲くのが多いですが、春の桜(染井吉野)が散り始める頃に咲く、背丈数センチの可愛らしいリンドウが筆竜胆です。花の形や色、性質は秋のものと殆ど同じで、ラッパ状の青色で、日光が当たっている時だけ開き、曇天や雨天では閉じております。背丈が非常に短いので叢の中のものは遠くからでは見付けづらいです。ましてや、花が閉じている時は尚更です。

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