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作品のバックナンバー(2015/06)

(山毛欅の森ー群馬県沼田市玉原高原) (森林公園駅の燕の巣ー比企郡滑川町)
薫風や山毛欅(ぶな)の奏づる子守歌  朝の唄改札口の(つばめ)の子
新緑の山毛欅の森は瑞々しく爽やかで、しかも山毛欅が吸上げる水の音さえも聞こえて来て生命力を感じます。又、薫風に揺れる若葉の音も心地良く、シューベルトやモーツアルトなどの子守歌のようにも聴こえて来て癒されます。2年ほど前に大病を患い、リハビリを兼ねて森林浴をして来ました。 現役当時は電車通勤でしたが駅の改札口近くに燕が巣を作り、子燕がしきりに餌をねだって鳴いていました。挨拶をしてくれているようで微笑ましい情景に思わず満員電車の煩わしさを忘れ今日一日の活力を与えてくれました。しかし最近では餌場となる耕作地や巣作りに適した日本家屋などの減少により燕も減少しつつあるようです。

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