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畠山重忠が居住した菅谷館跡は後の中世戦国時代に拡張され、その頃の城跡の姿を良く残しているので遺跡として国指定史跡になっており、特に深い空堀や高い土塁などの遺構が見事です。当時の城主は不明ですが戦いにより沢山の犠牲者がこの堀で出たことでしょう。この方達を供養するかの如く見事な山百合が皆、俯き加減に咲き誇り、気高い香りが土深くまで染み込んでいる様な気がします。 |
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田んぼの近くには川や小川、コナラ等の大木が茂る小高い丘があり、鷺が巣を作ります。子育てを終えた白鷺が良く飛来します。又、長閑な日にはタナゴの釣人も見かけます。この方のお話ではドジョウやフナ、メダカなども生息しているとの事でびっくりでした。減反の影響や無農薬栽培、農薬の改良などにより里山の自然環境が戻りつつあるのでしょうか。 |
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