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比企氏ゆかりの地ーNO.2はこちら  

作品のバックナンバー(比企氏ゆかりの地ーNO.1:宗悟寺)

(宗悟寺の比企一族顕彰碑ー東松山市大谷) (宗悟寺の閼伽井と釣瓶ー東松山市大谷)
松の花比企一族の顕彰碑(けんしょうひ) 閼伽水あかみず釣瓶つるべで汲みて秋彼岸
鎌倉二代将軍源頼家の室であった若狭の局(比企能員の息女)は、頼家が殺害された後、位牌を持って比丘尼山(宗悟寺の西約500mで、横穴墓が在る山)に逃れて来て菩提を弔う為に寿昌寺を建立した。しかしその後、現在の宗悟寺に移された。尚、比丘尼山は比企能員の母親である比企の尼が草庵を結んだ所と言われている。 顕彰碑と合い向かいに立派な松があります。松は不老長寿や福をもたらすそうです。東松山市の市歌に「歴史を誇る栄光の都市・・・」なる一節があります。比企氏も松のように末永く輝いて欲しいと思います。 今ではお寺の殆どが水道水を閼伽水(仏様に供える水)としており、閼伽井(閼伽水用の井戸)は殆ど見掛けません。ましてや釣瓶は尚更です。昔、大きな寺院の井戸は生活用水用と仏様用とで別れておりました。寺院の古い絵図には、”閼伽井”・”阿伽井”・”アカ井”などと記されているのがあります。左の写真の顕彰碑は何時でも誰でも自由に参拝出来ます。秋は水澄む頃でもあり閼伽井から釣瓶で汲んだ閼伽水は心もこもっているので比企一族もさぞかし喜んで頂けるものと思います。ただし、釣瓶は外されていることがあります。

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