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作品のバックナンバー(2008/2)

(三十槌の氷柱ー秩父市大滝三十場) (桜山公園の冬桜ー群馬県藤岡市鬼石)
断崖の氷柱の爪の りたる 公園に淡く彩る冬桜 
三十槌(みそつち)の氷柱は大きい時で高さ10m、幅50mにもなり、竜が爪を立てて昇って行く様に見え、まさしく神の創造物です。しかし最近は温暖化の影響か年々小型化し、見られる期間も僅かです。ある所では人工的に水を撒いて作っておりますが美しいとは思えません。今年は2月16日までライトアップされる予定です。 冬は花が少なく殺風景な所が多いので散策の場所がつい限られてしまう。ましてや何も無い公園に1人で居ると怪しまれてしまうのがおちである。そんな中で咲く冬桜は暗いイメージを吹き飛ばしてくれるので有難い。花が沢山ある時期でしたら素朴で鮮やかさに乏しい冬桜などはあまり見向きもされないのでしょうが。しかしこれからの世の中は冬桜の様な存在も見直さざるを得なくなると思います。

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