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作品のバックナンバー(2009/1)

(高尾山の天狗ー東京都八王子市) (正月の床の間ー自宅)
高尾なる天狗 に逢いに初詣 忌は過ぎて慶び久に大旦おおあした
高尾山の薬王院には30年以上も前から毎年お参りして居ります。昭和40年代はまだあの戦争による傷痍軍人が参道に居られました。今でも高尾山に行くと当時を思い出しますがあの頃から思うと日本は本当に物質的には豊かになったと思います。しかしそれに反比例して心の荒廃を来たした様にも思えます。天狗の神通力にお願いする以外には無いのかなーと感じる今日この頃です。高尾山口駅の大きな天狗が無くなってしまったのも残念です。 最近は毎年の様に弔事が生じておりましたが考えてみれば私も今年で68歳を迎え、この様な環境の歳である事を実感しております。しかし昨年は何事も無く逆に息子夫婦の新築や二人目の孫も暮れに無事一歳になり、大変喜ばしい年であったので久し振りに新春に相応しい床の間にして本年も無事であります様にと願う事にしました。でも次は自分達夫婦の番なのかなーとも思ってしまいますが、まだもう暫くは頑張りたいですね。

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