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作品のバックナンバー(2010/1)

(六義園の吹上茶屋ー東京都文京区) (五百羅漢ー比企郡寄居町)
琴の音の微かなりけりお正月 大寒やどれも笑顔の羅漢像
昔は正月になるとちょっとした屋敷街からは生演奏の琴の音がよく聞こえて来て新春らしい雰囲気になりましたが今では特別な場所へ行かないと聴けずしかもスピーカーからです。日本の伝統文化が庶民の日常生活の中から衰退して行くのは寂しい限りです。私は琴が大好きなので正月にはレコードを聴くことにしています。特に”春の海”は新春にぴったりな曲です。 五百羅漢は同じ姿のものが無く尊顔の中に亡くなった人の面影を見る事が出来ると言われております。しかも皆微笑ましい顔なので辛い事があっても心をおおらかにしてくれます。私も少しでも羅漢様(悟りを開いた仏弟子)のようになりたいと思っておりますが未だ修行不足でついしかめ面をしてしまいます。尚、寄居の五百羅漢は510体で関東一のようです。

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