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作品のバックナンバー(2012/5)

(孫の鯉幟ー和歌山県新宮市) (桐の花ー秩父郡東秩父村)
鯉幟活けるごとくに空にあり 桐の花清貧の跡過疎の村
孫は3人ですが小学2年生を筆頭に皆、男の子です。鯉の滝登りを見たことはありませんが皆、鯉幟のように元気ですくすくと育って欲しいと思います。最近は都市部の家庭では鯉幟を殆ど見かけなくなりましたが逆に河川敷などでは観光用に沢山見るようになり日本の風習も随分変わってしまいました。 昔は女の子が生まれると大半の家では嫁入り時の箪笥を作るために屋敷の近くに桐を植えたそうですが今では作る人も居らず市販品で賄ってしまいます。そして山里では過疎化も進み手入れもされず大木となり綺麗な花を沢山咲かせています。しかしその分自然が残り僅かに昔の暮しなどを偲ばせてくれます。

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