写俳展　バックナンバー

作品のバックナンバー(2019/10)


（森林公園内の毒鶴茸－比企郡滑川町）		（高原のコスモスー秩父郡東秩父村）

	毒茸(どくたけ)に毒々しさの気配なし		高原のコスモス揺れる遠嶺(とおね)かな
	毒鶴茸(どくつるたけ)は猛毒茸の御三家の一つで、「白くて綺麗な殺人茸」と言われたり、「死の天使」の別名があるほどです。しかし、根元に”つぼ”と、軸に”ささくれ”があるので判別出来ますが白い食用茸もあり、間違える可能性があるので専門家以外は白い茸を採らないほうが無難のようです。		青々とした東秩父の峰々が連なる景色を背景に、爽やかで清浄な高原の風に吹かれて咲くコスモスは色も一層鮮やかで、心が癒されます。高原には牧場や売店もあり車でも行けますが、途中の景色を眺めながらのハイキングにも良い所です。