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作品のバックナンバー(2017/03)

(摘んだ芹ー東松山市野田) (入賞句の短冊ーNHK製)
西行の歌に誘はれ芹を摘む 貸農園開拓偲び耕せり
西行は芹も詠んでおりました。”なにとなく芹と聞くこそあはれなれ摘みけん人の心知られて”ですが、芹については1つの哀れな物語(昔、後宮で庭の掃除をしていた卑しい身分の男が、御簾内で后が芹を食べているのを見て密かに思いを寄せ、何としてももう一度お顔を拝見したいと思い、もしや気が付く事もあろうかと毎日芹を摘んで御簾の傍らに置いていたが叶わずに亡くなり、その娘が後に後宮にご奉公するようになり親の話をしたそうです。これを聞いた后は娘にたいそう目をかけられたそうです)があり、芹を摘むとは物事が叶わぬ事を表すようになったそうです。西行もこれに通じるものがあったようです。それは、鳥羽天皇の后(待賢門院)を慕う心があったとも言われています。私も芹が大好きなので久し振りに摘みました。 国連は2015年に”SDGS”を採択しました。これは気候変動やグローバル化で深刻化する諸問題に対応すべく17項目の持続可能な開発目標からなっている。その中の1つが飢餓で、世界で約8億人おり総人口(約71億人)の9人に1人の割合です。しかし日本は埼玉県の面積に相当する耕作放棄地が有りながら年間の食品輸入量は5800万トンでそのうちの約1/3となる1940万トンが廃棄されており、廃棄率としては世界一だそうです。ちなみに全世界の食糧支援量は470万トンです。日本は戦後間もない頃の食糧難を忘れてはならないのです。ところで、私はNHKで俳句の勉強を始めて15年になりました。お陰様で皆様方のご教示などにより最近はコンクールでほぼ毎年入賞させて頂くようになり昨年は初めて秀作に選ばれました。今月の句がそうです。入賞は4段階で、入選佳作秀作優秀で、優秀は未だなのでこれからも頑張ります。

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