トップへ戻る
次の作品へはこちら  

作品のバックナンバー(2016/03)

(清雲寺の江戸彼岸桜ー秩父市荒川) (自治会の春蘭ー東松山市野田)
西行(さいぎょう)忌歌枕への旅つのる 春蘭(しゅんらん)園特等席や裏山に
西行(平安時代~鎌倉時代の歌人で和歌山県出身)は全国を行脚し、沢山の和歌を詠んでおりますが後の松尾芭蕉などにも大きな影響を与えたとも言われております。桜をこよなく愛したので桜を詠んだ歌が大変多く、これ(山家集)を典拠とした能(西行桜)も有る程です。又、埼玉県にもゆかりがあり、秩父路に”西行戻り橋”と言う所があります。西行が愛でた桜を訪ねながら旅をしたいと思いますがもう身体が対応出来なくなってしまいました。清雲寺の桜は樹齢600年。 自治会で438坪の山林を保有しており、ここを有志で四季を通して花が楽しめるように公園化しております。元々山林に自生していた50株程の春蘭は一か所に移植して春蘭園としました。大変貴重なので一番環境の良い場所にしました。他にも山百合園、紫陽花園、鈴蘭園、椿園など約35種類植付しましたが現在、全体の20%位の面積しか整備されておりません。日蔭が多いので限られた植物となり、様子を見ながらの整備になります。

トップへ戻る  

Copyright (C) honma, All Rights Reserved.