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冬至の頃に山を歩いていると日の暮れるのが本当に早く思わず時計を見てしまいます。しかし暗くなるまでには結構時間が掛かり、この時間帯は柔らかい光が山並みを優しく包み込み山の険しさを覆い隠してしまうので女神の様に幻想的になります。師走ならではの光景で長く観ていたいのですが気温も急に下がって来て寒くなるので早く帰らないとと焦っても来ます。 |
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長く急な階段を登るのは普段ではつい躊躇しがちになりますが散って間もないばかりの紅葉が積ると真新しい絨毯を敷き詰めたように美しくなり、つい足が向いてしまいます。一歩々噛み締めて登るのがとても楽しくなり疲れも感じません。踏むのが惜しいくらいですが観音様もこの音を聞き分けて願いを沢山聞いてくれる様な感じになります。 |
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