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作品のバックナンバー(2011/2)

(良寛の歌の軸ー自宅) (雪割草ー近在の雪割草展にて)
薄墨の軸にかけかえ良寛忌  雪割草 目から鱗の美しさ
良寛は曹洞宗の禅僧でしたが書や歌にも秀でており、つつましく清らかで暖かみのある人柄がそのまま作品にも表れておりしかも平明なので大好きです。良寛忌は2月18日(陰暦1月6日)なので2月になると良寛の歌の軸を掛けたり本を読んで偲びます。又、私も曹洞宗の禅寺で坐禅をしているので余計に親しみを感じます。写真の歌は「ひさかたののどけし空に酔ひふせば夢も妙なり花の木の下」です。 雪解けが始まると雪を割るようにして咲くことから雪割草と名付けられたようですが初めて見ました。変異し易いとのことで花の形や色が種々あり、しかもみな素晴らしく綺麗なのでビックリしました。新潟県の花なので新潟では群生地のものが保護されておりますが一般的には非常に少ないようです。デリケートでしかも高山植物なので栽培も難しいそうで雪割草展でも能書きが沢山書かれておりました。

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