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作品のバックナンバー(2009/5)

(新郷の開拓記念碑”黄塵拓野”ー東松山市) (安楽寺の阿弥陀像ー比企郡吉見町)
 や昔を偲ぶ開拓碑 万緑や浄土池 みる阿弥陀像
新郷は終戦直後の昭和21年食糧難打開の為、緊急食糧増産の目的で開拓が行われました。私の親もその一員でしたが農業は初めてでもあったので大変苦労しました。この土地は飛行場跡地で当初は草も生えない程の痩せた荒れ地でしたが野茨は生命力旺盛で蔓延っておりました。今では大半が工業団地化となり、昔の面影が薄れつつあるのは残念です。野茨さえも殆ど見られません。 阿弥陀如来は極楽浄土へ導いてくれる有難い仏様ですが2つの別名を持ち、無量寿如来と無量光如来で、無限の生命を保ち続ける仏様と、無限の慈悲の光を放ち続ける仏様と言う意味もあります。万緑に囲まれた阿弥陀様を見ていると全ての煩悩を祓い除いてくれる様な気がして来ます。安楽寺は坂東札所十一番でもあり吉見観音とも言われております。今は有りませんが寺の前には浄土池があったと考えられています。

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