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作品のバックナンバー(2012/1)

(熊野の初日の出ー和歌山県新宮市熊野川町) (雪の兼六園ー石川県金沢市)
初日の出熊野の神の贈りもの 深閑と積りし雪の兼六園
この写真の山は熊野古道(大雲取越)の近くにあり名称は不明ですが初日の出と中秋の名月も丁度この山から昇り、何となく神秘性を感じます。昨年は東日本大震災や原発事故、それに紀伊半島を主体に大きな被害をもたらした台風など想定外とも言われた災害が多発しましたが今年は神々しい初日の出に”神の御加護がありますように”と祈念します。 豪雪地帯にある兼六園では庭園も全てがすっぽりと雪に覆われてしまい白一色の無染の情景になり、しかも雪が世間の騒音も吸収してしまうので静寂が漂い、まるで浄土の世界のようです。秋にも訪れたことがありますが日本の四季それぞれの風情を豊に表した景観になり、特に冬は夢想の境地にさせてくれます。まさしく、”庭園の国宝”に相応しいところです。

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