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作品のバックナンバー(2024/08)

(興長禅寺ー比企郡滑川町) (市ノ川沿いの狐の剃刀ー比企郡滑川町羽尾両家)
鳴く声は萬法一如(ばんぽういちにょ)法師蝉 怪しげに狐の剃刀(かみそり)揺れにけり
興長禅寺の山門には、示唆に富んだお言葉が掲示されております。定期的に内容が変わるので散歩がてら拝見するのも楽しみです。丁度、法師蝉が鳴いており、掲示されていたお言葉”萬法一如”と聴こえてしまいました。”萬法一如”とは、「人生は全てが繋がっている」と言う意味ですがまさしくだと思いました。 「キツネ」と聞くと、人を化かすと言うイメージがありますがこの植物もこれに相応しい姿形をしております。花は突然咲き、その姿が狐火に似ております。葉はカミソリに似ております。薄暗い所で風に揺れている姿はいかにも化かされそうな気がします。

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