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作品のバックナンバー(2022/11)

(赤木川に流れる落葉ー和歌山県新宮市) (安曇野の水車小屋ー長野県)
帯のごとく落葉流るる紀伊の渓 軽やかな水車の音や里の秋
紀伊半島は山や雨量が多いので河川も多いです。水量も豊富でしかも清涼です。植物も多種なので、色々な落葉が沢山渓流に流れて来ます。眺めていると友禅流しを観ているような感じになります。最近は清流が少なくなり、公害の問題もあるので友禅流しは殆ど観られません。イベントなどでちょっと実施することはあるようですが。
電気が無い時代は、精米や製粉にする動力源として水車が大変重要でした。秋は水も澄み、水車の音も一層爽やかで心地良い音に聴こえて来ます。この音を聞きながら新蕎麦を食べるのは最高の贅沢だと思います。水車の有る農村は日本の原風景の一つだと思います。これからも大事に守っていって欲しいです。

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