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作品のバックナンバー(2022/05)

(大光院の臥龍松ー群馬県太田市) (矢切の渡しー東京都)
臥龍松(がりゅうまつ)の落葉を踏めば龍の声 若葉風待ちて矢切(  )の渡し舟
大光院(太田の呑龍様とも)には樹齢700年以上と言われる臥龍松があります。臥龍とは、巨龍が地に伏し、今まさに昇天せんとする勢いを表わしていることです。この松の落葉を踏んだ音が、龍の尻尾を踏んで龍が吠えたように聞こえ、昇龍せんと感じます。
”矢切の渡し”とは、東京都葛飾区柴又から江戸川を渡り、千葉県松戸市に行くための渡し舟が有る所です。伊藤左千夫の小説「野菊の墓」や、演歌の「矢切の渡しー石本美由起作詞・船村徹作曲」で一躍有名になりました。景色も素晴らしく、渡し舟は和舟で、櫂による手漕ぎなのでとても風情があります。

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