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作品のバックナンバー(2019/07)

(深谷七夕祭ー深谷市) (紀州の鉄砲百合ー和歌山県新宮市)
七夕や師匠の点前頂きぬ 鉄砲の伝来地なり鉄砲百合
七夕には習い事などが上達するようにと今では短冊に書いて笹や竹に吊るしますが、昔は神聖なものとして扱われていた梶の葉に書きました。梶の葉は茶道の葉蓋点前(水指の蓋に梶の葉を使用)にも使用するもので、七夕との関係がありそうな気がします。私は以前に茶道を習っておりましたが七夕の時に師匠からお点前を頂いた事があり、大変感激しました。七夕の時には師匠からの点前を頂いてもよいそうです。 鉄砲が種子島から本土に最初に伝わったのが紀州ですが、種子島家は鉄砲伝来の150年位前(足利義満の時代)から代々「紀州熊野権現」を崇信していて毎年紀州に詣でてをり、お互いの交流があったからのようです。又、鉄砲百合も種子島など日本の南西諸島が原産で、その為か紀伊半島にも野生の鉄砲百合が多い様な気がします。鉄砲の伝来により戦国時代が終わり、天下統一がなされたとも言われております。鉄砲百合はこの様な歴史をも彷彿とさせてくれます。

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