写俳展　バックナンバー

作品のバックナンバー(2017/０９)


（薄川沿いのダリア園ー秩父郡小鹿野町両神薄）		（中秋の名月）

	山里や銀座のやうなダリア園		観月や今様歌ひ八雲琴
	秩父郡小鹿野町両神薄のダリア園は関東地方最大級の広さを誇り、約３００種類のダリアは色彩豊かで小さいものから大きいものまで多種多様です。すぐ近くの薄川では渓流釣り（山女魚）も出来るほどの清流で空気も清浄なので花の色も一層美しく鮮やかに見えます。平日でも駐車場は満杯で観光客で賑わい、お店もあるのでまるで山中とは思えない程でした。		奈良の「万葉の明日香路に月を観る会」では「明日香の響保存会」が八雲琴（２弦琴で神前楽器）を演奏し、今様（平安～鎌倉時代に白拍子が歌った郢曲(えいきょく)）や和歌を歌います。場所は明日香村の石舞台古墳の近くで、私は初夏に行ったことがありますが月見に相応しい所です。しかし中秋の名月には中々行けないので自宅でこのＣＤを聴きながら明日香路を思い出し、月見をします。