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作品のバックナンバー(2015/08)

(大血川渓谷ー秩父市大滝) (孫が育てた朝顔ー和歌山県新宮市)
吊橋の朽ちたる渓に岩魚釣る 夏休兄に教わる千代尼の句
今年は3年振りで岩魚釣りが再開出来ました。幸いにもご近所の釣り仲間は4歳年上ですが健在で是非又、行きましょうと誘われておりました。この方に勇気を頂いたような気がします。あまり無理は出来ないので近場の楽な釣り場でしたがそれでも体力の衰えを痛感しました。しかし、3年間の間に峠越えの道がトンネルになったり、渓谷沿いに娯楽施設やそれに伴った道路が開発されているのにはビックリでした。便利にはなりますが自然がどんどん失われて行くのが気掛りです。 私が俳句の勉強を始めたのは定年間際からですがそれまでも何時かはやりたいと思っておりました。そのきっかけは小学生の時まで遡ります。学校の夏休みの宿題が俳句を作ってくることでした。俳句のことは殆ど知識が無かったので13歳年上の兄に話したところ、俳人の”加賀千代女”の句”朝顔につるべ取られてもらい水”を教えてもらいました。心の優しさが伝わる句に感銘しました。偶然にも孫は現在、小学生で朝顔を育てており自分の小学生の時とかさなりました。

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