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作品のバックナンバー(2006/4)

(安曇野の山葵田−長野県) (山寺の芭蕉像と句碑−山形県)
山葵田わさびだの水面に映る家族連れ 山寺 の霞に浮かび芭蕉像
山葵が良く育つのには冷たい清流が常に必要です。安曇野の山葵田はアルプスの雪解け水による栽培ですが青々とした葉が清流と一体になり、見ていると煩悩が洗われる気持ちです。訪れる方も多く、水面に映る人々の顔も皆清らかに見えます。昔は渓流釣に行くと野生の山葵をよく見掛けましたが最近はまったくです。 山寺(立石寺)は前方の遥か彼方に在る芭蕉記念館からも一望出来、春の霞に浮かんだ姿は山全体がまるで巨大な芭蕉像の様に見えて山寺内での感動が甦り、とても幻想的です。芭蕉は当初の計画では山寺へ寄る予定が無く、地元の誘いで急遽立ち寄った様ですがこれも何かの因縁でしょうか。

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