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作品のバックナンバー(2011/10)

(山法師の実ー近在にて) (高浜虚子の句碑ー秩父郡長瀞町)
山法師やまぼうしの実の果実酒に恋の色 月光 虚子の句碑立つ岩畳
山法師の実(桑の実に似ているのでヤマグワとも言う)はとても甘くそのままで食べる人も多いのですが果実酒にも使用し薄ピンクの綺麗な色になります。グラスに注ぐととてもロマンチックな感じになります。山法師は花も美しいので庭にも植えますが山にも沢山自生しています。 長瀞の川沿いには大きな岩畳(片理岩)や岸壁があり川原も広いので観月にも良い所です。月光が岩や水面を照らし辺り一面を明るくして句碑を見守っているようです。尚、写真の句碑は「ここに我句を留むべき月の石」と刻まれており虚子は丁度、中秋の名月に訪れたそうです。これ以外にも虚子や芭蕉の句碑もあります。

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