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作品のバックナンバー(2010/11)

(清津峡ー新潟県十日町市) (俳聖殿ー三重県伊賀市上野)
清津峡柱状節理ちゅうじょうせつりに踊る秋 芭蕉の忌俳聖殿はいせいでんに願掛けり
津峡は日本三大峡谷(黒部峡谷、三重県の大杉峡谷)の一つで上信越高原国立公園になっており、柱状節理が織成すV字型の大渓谷は国の名勝天然記念物でもあります。断崖には紅葉が舞い落ちて来たり、僅かですが色付いた草も茂っており柱状節理にも秋の彩りを添えていました。尚、節理とは溶岩が冷却して固形化する際に体積収縮して垂直に割れ目が出来たもので、柱状や板状のものがあります。 松尾芭蕉の生誕地は伊賀ですが伊賀上野公園内に生誕300年を記念して建てられたのが俳聖殿(芭蕉は俳聖とも呼ばれる)です。俳聖殿は芭蕉の旅姿を現しており、二階部分が旅笠と顔、一階の八角形は衲衣の肩から腰までの姿、周囲の柱は足と杖です。俳聖殿の前ではちょっと緊張しましたが俳句がもっと上手になりますようにとお願いしました。尚、芭蕉忌は11月28日(陰暦10月12日)です。

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