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作品のバックナンバー(2009/7)

(岩魚骨酒会ー川越市にて) (射干ー熊谷市長島記念館の庭園)
名人衆 料理持込む岩魚酒 射干ひおうぎや入口狭き枯山水
私の趣味は渓流釣りですが最近では天然岩魚が激減しており大物が殆ど釣れないので幻の魚とも言われております。少しでも皆さんに喜んで頂こうと思い12年程前に骨酒会を結成し、年に1〜2回堪能しております。メンバーは会社の現役からOBまで幅広く、趣味も蕎麦打ち名人や刺身名人、利き酒名人などが居られて多彩なので骨酒や刺身、料理は殆ど手作りで揃えて開催します。骨酒の後は3タテ(挽きタテ、打ちタテ、茹でタテ)の手打ち蕎麦で締めます。(写真は平成20年6月) 射干の葉は檜扇を開いた形をしており、その間から出た茎の先に可憐な黄赤色の花がやや横向きに咲き、全体がまるで気品のある女性が丁寧に挨拶をしてくれている様に感じます。長島記念館(埼玉銀行頭取・会長を勤めた故長島恭助氏の生家)の庭園の入口には受付人が居らず、入るとすぐ射干が迎えてくれます。射干はこの辺では野生のものをまったく見掛けませんし、しかも植えてあるのも極僅かです。特徴を活かせる場所も少ないのかもしれません。

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