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作品のバックナンバー(2024/12)

(伽羽尾城址の馬頭観音ー比企郡滑川町羽尾) (西の山への入日ー自宅近く)
落葉降り止まず城址の馬頭尊 日短やどっしり座る西の山
殆どの城には”馬出し”と言う名の場所が在ります。ここに馬を集結させておき、敵が攻めて来た時に直ぐ出撃出来るようにする為です。ですから外部に通じる道路が在ります。当時は馬は非常に大事なものだったので、馬の安全を願う為に馬頭観音が作られたのだと思います。城址にある馬頭観音を見ていると当時の城の様子や戦のことが浮かんで来ます。 西側に山が連なり、北西方向で途切れています。夏にはこの途切れた山よりも更に北に日が沈みます。しかし冬になると丁度この山並みに午後になるとまもなく日が落ちて、極端に日没が早くなり、山全体が日陰となり、重々しい感じになります。まるで黒衣を着けて座禅をしいてる様にも見えます。

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