トップへ戻る
次の作品へはこちら  

作品のバックナンバー(2023/09)

(高原の吾亦紅ー秩父郡東秩父村) (永福寺の彼岸花ー東松山市市ノ川)
高原の風の中なる吾亦紅 彼岸花浄土の色と思いけり
吾亦紅は細長い茎の先端に花弁が無く、苞(ホウ)と萼(ガク)で構成された俵状の花穂を付けます。頭でっかちなので高原の風によく揺れて秋の風情を感じます。丁度、赤トンボも上下に飛んでおり、もう秋になったので早く平地へ行くように促しているようでした。最近は野原では余り見かけなくなったのが残念です。
永福寺(禅寺)の苔むす庭園には小川が流れており、彼岸花も咲いております。小川は三途の川のようにも感じます。小川の畔の苔の緑に赤い彼岸花がとても映え、極楽浄土を見ている気持になります。苔の緑に赤い彼岸花が似合い、禅寺の庭園に相応しい景色です

トップへ戻る  

Copyright (C) honma, All Rights Reserved.