トップへ戻る
次の作品へはこちら  

作品のバックナンバー(2022/12)

(お地蔵様ー比企郡滑川町羽尾) (森林公園の番鴨ー比企郡滑川町)
冬枯や旧道跡の辻地蔵(   ) 武蔵野や放生池の番鴨(つがいがも)
昔は町から町へ通じる小さな街道であったところも今では畑の畦道になってしまい、しかも不耕作地なのですっかり荒れ果てています。唯一、昔の面影を残しているのがお地蔵様です。冬になると草が枯れるのですぐにわかります。このようなお地蔵様があちらこちらに沢山あります。街道らしきものが残されている所はよいのですが、はっきりしない所も多いです。お地蔵様を頼りに、昔の小さな街道跡を探して歩くのも楽しみの一つです。
森林公園は広大なので山や池が沢山有り、武蔵野の雑木林が自然のままに残されており、植物も多種多様です。このため衆生も安心できる楽園でもあるような気がします。池には沢山の渡り鳥が番でやって来ます。まるで放生池のようです。観ていると、菊水(不老長寿の水)の語源となった観音経の偈文の一部(慈眼寺衆生 福聚海無量)を唱えたくなります。森林公園は何時行っても身心がリフレッシュされます。自宅から近いので良く行きます。

トップへ戻る  

Copyright (C) honma, All Rights Reserved.