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作品のバックナンバー(2019/08)

(昭和30~50年代の燐寸) (森林公園通りの夾竹桃ー比企郡滑川町)
墓参り燐寸を擦れば昭和の香 友逝くや夾竹桃は咲き継ぐに
私は昭和の時代に燐寸を蒐集するのが趣味でお店や飲屋、旅館など多岐に亘り沢山集めましたが平成になってからお墓参りの時だけに使用しております。父親が昭和の終わり近くに又、母親も戦時中に亡くなったので昭和を偲びながらです。今年は令和となり、激動の昭和が終わってから早や30年以上経過し、記憶も薄らいで来たり、今月で78歳になり体力的にも衰えを感じ活動範囲も少なくなったりで、”胡蝶の夢”を感じるようになりました。 私の最も親しい友人の一人は小・中学生の時も同級生で、クラブ活動でも用具を借りたりしてお世話になり又、社会人になってからも同じ会社で、職場は異なりましたが仕事でもお世話になり、ゴルフも一緒にプレーした仲でした。しかし定年と同時に急逝されてしまいました。これからが人生を楽しむ時だと言うのに非常に残念でした。夾竹桃は暑さが納まるまで咲き続けますが、せめて夾竹桃が咲き終るまでもう少し夾竹桃のように生きていて欲しかったです。

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